こうみつ【光密】
- 改訂新版 世界大百科事典
ひそ‐めき【密めき】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「ひそめく(密━)」の連用形の名詞化 ) ひそひそと語ること。また、そのことば。ささやき。[初出の実例]「指当たる世間の公私のひ…
宗密 しゅうみつ (780―841)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、唐代の僧。華厳(けごん)宗第五祖。諡号(しごう)は定慧禅師(じょうえぜんじ)。住持地より圭峰(けいほう)宗密、草堂(そうどう)禅師、圭山(けいざ…
哈密 はみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、新疆(しんきょう)ウイグル自治区天山山脈最東部南にあるオアシス、またその中心集落名。ウイグル語でクムルKumul、コムルQomul、モンゴル語で…
し‐みつ【至密】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) この上なく密接なこと。また、そのさま。[初出の実例]「地中至密の極る処は、車殿の忠至密の処の如し」(出典:乾坤弁説(1656)…
さん‐みつ【三密】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。秘密の身・口・意の三業。すなわち、仏の身体と言語と心によってなされる不思議なはたらき。また、密教の行者が手に契印を結ぶ身密…
ハミ【哈密】
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Hami ) 中国、新疆ウイグル自治区東部の都市。トゥルファン盆地東部のオアシスにあり、古来、西域経略の拠点とされ、東西交易の要衝として重視され…
みそか‐びと【密人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 みそかごとをする人。[初出の実例]「みそかに入りて時々物など聞え給へど、夢に人には知られ給はず。みそか人のやうにてぞ聞え給ふ」(出…
みつ‐ごん【密言】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =みつご(密語)①[初出の実例]「かくせし密言(ミツゴン)も、つゐにはひろごりて」(出典:浮世草子・男色十寸鏡(1687)下)② =みつご(…
みっ‐ぷ【密婦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひそかに他人の夫と情を通じる女。かくしおんな。情婦。
みつ‐ぼう(‥バウ)【密房】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 秘密のへや。また、他人がはいることを禁じたへや。密室。[初出の実例]「密房暗室に在ても」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉…
宗密 (しゅうみつ) Zōng mì 生没年:780-841
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,唐代中期の僧。華厳宗第5祖。圭峰宗密,定慧禅師とよばれる。四川の果州の人。姓は何。儒道二教に通じ,遂州道円に参じて仏教に転じ,曹渓の頓…
密県 (みつけん) Mì xiàn
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,河南省の中部,嵩山の東麓にある都市。漢代に密県がおかれ河南郡に属した。唐代には密州が設置されたが,のち廃されて鄭州の属県となった。清…
ごく‐みつ【極密】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )① きわめて秘密であること。また、そのさま。極秘。[初出の実例]「極密に同党の者共を手分けし」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢…
亲密 qīnmì
- 中日辞典 第3版
- [形](⇔疏远shūyuǎn)親密である.仲むつまじい.~地交谈/親密に語り合う.~的关|…
密级 mìjí
- 中日辞典 第3版
- [名]秘密の程度.▶普通は“绝密”(極秘),“机密”(機密),“秘密”(秘密)”の3段階に分けられる.
密谈 mìtán
- 中日辞典 第3版
- [動]密談する.内密の話や相談をする.两人进行了三个小时的~/二人は3時間密談した…
密信 mìxìn
- 中日辞典 第3版
- [名]密書.▶“密函mìhán”とも.
密语 mìyǔ
- 中日辞典 第3版
- 1 [名]暗号;合い言葉.▶“暗语ànyǔ”とも.~通信/暗号通信.2 [動]ひそかに話し合う.
告密 gào//mì
- 中日辞典 第3版
- [動]<貶>密告する.
绝密 juémì
- 中日辞典 第3版
- [形]絶対秘密である.極秘である.~文件/極秘文書.
げんみつ 厳密
- 小学館 和伊中辞典 2版
- preciṣione(女),eṣattezza(女);(厳しさ)rigore(男),severità(女) ◇厳密な 厳密な げんみつな (厳格な)severo, stretto, rigoroso;(詳細な)minuz…
详密 xiángmì
- 中日辞典 第3版
- [形]詳細かつ周到である.分析fēnxī~/分析がち密である.~的计划/周到な計画.
【狎密】こうみつ
- 普及版 字通
- 深い仲。字通「狎」の項目を見る。
【告密】こくみつ
- 普及版 字通
- 密告する。字通「告」の項目を見る。
【沈密】ちんみつ
- 普及版 字通
- おちついて慎密。字通「沈」の項目を見る。
mitsú-bṓeki[óo], みつぼうえき, 密貿易
- 現代日葡辞典
- O contrabando.Kenjū no ~ o yaru [suru]|拳銃の密貿易をやる[する]∥Fazer contrabando de armas (de fogo).[S/同]Mitsú-yú…
mitsú-yú(shutsu), みつゆ(しゅつ), 密輸(出)
- 現代日葡辞典
- O contrabando;a exportação ilegal.~ suru|密輸する∥Exportar ilegalmente.[A/反]Mitsú-yúnyū.
【麗密】れいみつ
- 普及版 字通
- こまやか。字通「麗」の項目を見る。
【密察】みつさつ
- 普及版 字通
- 細密で明らか。〔中庸、三十一〕唯だ天下の至のみ、能く叡知、以て臨むるに足るなり。裕柔、以て容るるるに足るなり。~理密察、以て別つるに足ると…
【密旨】みつし
- 普及版 字通
- 密勅。唐・王建〔王枢密(守澄)に贈る〕詩 長く密旨を承けて、家に歸ること少(まれ)なり 獨り邊を奏して、殿を出づること遲し字通「密」の項目を…
【密爾】みつじ
- 普及版 字通
- しずかなさま。字通「密」の項目を見る。
【密詔】みつしよう
- 普及版 字通
- 密旨。字通「密」の項目を見る。
【密白】みつはく
- 普及版 字通
- 密告する。字通「密」の項目を見る。
【密報】みつぽう
- 普及版 字通
- 内報する。字通「密」の項目を見る。
【密霧】みつむ
- 普及版 字通
- 濃い霧。字通「密」の項目を見る。
【契密】けいみつ
- 普及版 字通
- 親密。字通「契」の項目を見る。
【恭密】きようみつ
- 普及版 字通
- 慎重。字通「恭」の項目を見る。
台密 たいみつ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 天台宗に伝えられた密教。空海を開祖とする真言宗の密教を東密(とうみつ)とよぶのに対する。天台の教法をもたらした最澄は,同時に胎蔵(たいぞう)・…
三密 さんみつ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 仏教用語。主として密教でいわれ,身密,口密,意密の総称。仏の身体と言葉と心によって行われる3つの行為は,不思議であることから三密と称される。…
井上 密 イノウエ ミツ
- 新訂 政治家人名事典 明治~昭和
- 専攻分野法律学 肩書京都市長,京都帝国大学法科大学長 生年月日慶応3年10月2日(1867年) 出生地上総国大多喜(千葉県) 学歴東京帝国大学法科〔明治25…
井上 密 イノウエ ミツ
- 20世紀日本人名事典
- 明治・大正期の法律学者,政治家 京都帝国大学法科大学長;京都市長。 生年慶応3年10月2日(1867年) 没年大正5(1916)年9月13日 出生地上総国大多喜(千…
東密 とうみつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 京都・東寺(とうじ)(教王護国寺)を根本道場とした真言(しんごん)密教(真言宗)。比叡山(ひえいざん)の天台宗の密教を台密(たいみつ)というのに対…
李密 (りみつ) Lǐ Mì 生没年:582-618
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国において,支配階級から農民反乱側に投じ,反隋の先頭に立った隋末の群雄。遼東襄平(遼寧省朝陽)の人。西魏の柱国李弼(りひつ)を曾祖父にも…
密貿易 みつぼうえき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 禁制を犯して行う貿易。貿易が一般的に禁止されていた鎖国時代のことばであり、開国後は、貨物の輸出入に関する「密輸出入」または「密輸」と同義に…
ぞうみつ【雑密】
- 改訂新版 世界大百科事典
みそか‐め【密女】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 他人の夫と通じる女。また、夫以外の男と通じる女。姦婦(かんぷ)。② 男がひそかに囲っておく女。めかけ。
みつ‐いん【密印】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。① 仏・菩薩がそれぞれの本誓(ほんぜい)をあらわすために、両手の十指でかたどる秘密の印契。[初出の実例]「初結二密印一誦二真言一…
みつ‐ごう(‥ガフ)【密合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ぴったりと合っていること。[初出の実例]「七線五四零六四三五二となる。七階以下密合せざる故、七線五四零六四四弱と知べし」(出典:暦…
みっ‐し【密旨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 秘密の命令。内々の命令。[初出の実例]「以仁の王の密旨をうけ給」(出典:神皇正統記(1339‐43)下)[その他の文献]〔王建‐贈王枢密詩〕