きょう‐だしゃ(キャウ‥)【強打者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 野球で、よく長打を放つ打者。猛打者。スラッガー。[初出の実例]「如何にも強打者であると云ふ事を、スケールの大きいスウイングによっ…
キリスト‐しゃ【キリスト者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =キリストきょうと(教徒)〔模範新語通語大辞典(1919)〕
きんちさん‐しゃ【禁治産者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心神喪失の常況にあるため、家庭裁判所から禁治産の宣告を受けた者をいった。平成一一年(一九九九)改正、同一二年施行の民法により、成…
きょう‐しゃ(ケフ‥)【怯者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おくびょうな人。[初出の実例]「その己より弱く、助なきものを凌虐する人は、怯者(〈注〉オクビョウモノ)にして」(出典:西国立志編(1…
かんべん‐しゃ【勘弁者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事をよく考える人。物事を計算ずくで考える人。打算的な人。倹約家。[初出の実例]「勘弁者(カンベンシャ)、むすこの死だにも、『〈略〉…
かんらん‐しゃ(クヮンラン‥)【観覧者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 芝居や絵などを見る人。見物する人。観覧人。[初出の実例]「之れと同時に山下に群集する幾十万の観覧者が喝采の声は」(出典:風俗画報‐二…
うわき‐もの(うはキ‥)【浮気者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 うわついて落ち着きのない人。考えが浅い、そこつな人。気まぐれに他に心を移しやすい人。多情な人。また、陽気な性質の人。うわきもん。…
うさん‐もの【胡散者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 怪しい者。いかがわしい人物。[初出の実例]「順礼でも幽霊でも、在の中に寝さす事はならぬ、ならぬ、意地張るは猶胡散(ウサン)者」(出典…
えよう‐もの(エエウ‥)【栄耀者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ぜいたくを極める者。おごりもの。[初出の実例]「栄耀者とてならす箔椀 けふは山あしたは芝居あさっては」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681…
えんぜつ‐しゃ【演説者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 演説をする人。[初出の実例]「京都の演説者川上音次郎氏は」(出典:朝野新聞‐明治一八年(1885)三月一五日)
おおぞら‐もの(おほぞら‥)【大空者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いいかげんな人。浮気者。[初出の実例]「心あだに思ひ定めず吹く風のおほぞら物と聞くはまことか」(出典:平中物語(965頃)九)
いどう‐しゃ(イダウ‥)【医道者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =いしゃ(医者)〔日葡辞書(1603‐04)〕
いとや‐もの【糸屋者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 糸を売る店に雇われている売子の女。近世、売色をする者が多かった。[初出の実例]「糸屋者(イトヤモノ)とは、糸屋のみせにて、組物(くみ…
いなか‐どうしゃ(ゐなかダウシャ)【田舎道者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田舎巡りの修行者。田舎から来た巡礼。[初出の実例]「古(ふるき)を以て新しく田舎道者(イナカダウシャ)の目を悦しめ」(出典:滑稽本・風…
いなか‐もの(ゐなか‥)【田舎者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 田舎の人。田舎育ちの人。田舎から出てきた人。いなかびと。いなかうど。田夫。いなかもん。[初出の実例]「此の解状は田舎ものの草にあ…
いぬ‐じしゃ【犬侍者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 にせの信仰者。いいかげんな仏道修行者。[初出の実例]「故明恵上人の、我等は犬時者なりとて、非時に菓子など召しけると申し候を」(出典…
いれずみ‐もの【入墨者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 江戸時代、入れ墨の刑を受けた者。
せいこう‐しゃ【成功者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 目的を達成した人。多くは、事業などに成功して地位や富を得た人をいう。[初出の実例]「失敗者としての自分に顧みて、成効者(セイカウシ…
せいふく‐しゃ【征服者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 征伐して相手を服従させた者。相手を従わせて優位に立った者。[初出の実例]「為めに征服者をして一日も鉄火の下に其国を鎮圧するに非れば…
だっそう‐しゃ【脱走者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 脱走した者。[初出の実例]「青年の脱走者を二人から紹介された」(出典:重右衛門の最後(1902)〈田山花袋〉三)
だて‐しゃ【伊達者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 派手な服装で粋なことを好む人。ぜいたくで、風流を好む人。派手好みの人。おしゃれな人。ダンディー。だてもの。[初出の実例]「あはれだ…
しんざ‐もの【新座者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しんざんもの(新参者)〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「同じ家中に新座者(シンザモノ)七尾久八郎といへる人の子に」(出典:浮世…
しんじゅう‐もの(シンヂュウ‥)【心中者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 変わらない愛情を誓いあった人。心中立てをした同士。また、誠心誠意の人間。心中人。[初出の実例]「面躰うつくしく、せいひきし。〈略〉…
しんしょう‐しゃ(シンシャウ‥)【身障者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「しんたいしょうがいしゃ(身体障害者)」の略。[初出の実例]「身障者が自立して生活できるような都市装置・市民施設をととのえることを…
すうはい‐しゃ【崇拝者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 なにかを崇拝している人。崇拝家。[初出の実例]「同じ自然の崇拝者(スウハイシャ)である」(出典:小春(1900)〈国木田独歩〉四)
せっ‐しゃ【説者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 説を立てる人。また、説を述べる人。[初出の実例]「説者尊なれば聴者も尊なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行仏威儀)[その他の文献]〔史…
せっぽう‐しゃ(セッポフ‥)【説法者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 説法①をする人。説法家。[初出の実例]「清照法橋同じほどの説法者なれば」(出典:大鏡(12C前)六)
せんゆう‐しゃ(センイウ‥)【占有者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 占有する人。占有権を持つ人。〔仏和法律字彙(1886)〕[初出の実例]「此の意外な空巣の占有者を見た時に」(出典:簑虫と蜘蛛(1921)〈…
ぞく‐しゃ【属者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ⇒しょくしゃ(属者)
そそくさ‐もの【そそくさ者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 落ち着きのない者。あわて者。そこつ者。[初出の実例]「此方も例の卒忽者(ソソクサモノ)向うの言端は耳へ這入らず」(出典:滑稽本・七偏…
だいべん‐しゃ【代弁者・代辯者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人に代わって口をきく人。また、政府や団体の意見、所信の公表を担当する人。スポークスマン。[初出の実例]「常に職工の状況を審にし、…
あん‐じゃ【暗者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 暗愚な者。愚かな人。愚か者。[初出の実例]「明者は是治安永久の本、暗者(アンシャ)は是危乱速亡の兆なり」(出典:信長記(1622)一五上…
あんない‐しゃ【案内者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あんないじゃ」とも )① 様子をよく知っている人。その場所の地理などに通じた人。[初出の実例]「三浦次郎義澄為二国郡案内者一竊聞二…
いがみ‐もの【歪者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 心のねじけた者。悪者。悪漢。また、侠客(きょうかく)。[初出の実例]「捻(ねぢ)がねの門八とて所で名うてのいがみ者」(出典:浄瑠璃・南…
あに‐じゃ(‥ぢゃ)【兄者ジャ】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =あにじゃひと(兄者人)[初出の実例]「をりをり其方の、あにじゃといふてあひに来り給ふは、其方のおっとなるよし」(出典:歌舞伎・和…
あぶれ‐もの【溢者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「あふれもの」とも )① 無頼で、持て余されている者。ならず者。ごろつき。[初出の実例]「今はさやうなるあぶれもの、出でくまじげなる…
あまり‐もの【余者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人からもてあまされている者。邪魔になる者。役に立たない者。[初出の実例]「壻はそはつらな者ぢゃほどに〈略〉、疣贅の如なぞ。あまり…
出版者
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- “刊行物の出版,発行,公開に責任を有する個人・家族・団体またはその名称”(『日本目録規則2018年版』用語解説).出版活動は,営利を目的として出…
製作者
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- “刊行物の印刷,複写,成型等に責任を有する個人・家族・団体またはその名称”(『日本目録規則2018年版』用語解説).書誌記述上,製作地などととも…
利用者
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 図書館のサービス対象者のうち,実際に図書館を利用する個人と団体.図書館利用者は,就学前の児童からあらゆる年齢層の成人まで広がりを持ち,その…
受刑者 じゅけいしゃ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 自由刑(懲役、禁錮(きんこ)、拘留)の執行を受けている者をいう。刑事収容施設法は懲役受刑者、禁錮受刑者、拘留受刑者の自由刑受刑者を総称して「…
また‐もの【又者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 臣下の臣。将軍などに直属していない臣。大名、旗本などの家来。又家来。陪臣(ばいしん)。[初出の実例]「秩父が下人、またものの分として…
わがく‐しゃ【和学者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 和学①を研究する学者。和学①に通じた人。国学者。和学家。[初出の実例]「和学者(ワガクシャ)に命じ廃帝の例を引く等」(出典:近世紀聞(1…
わがまま‐もの【我儘者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 我儘な人。身勝手な人。〔世話用文章(1692)〕
よた‐もの【与太者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「よたもん」とも )① 知恵の足りない者。役に立たない者。愚か者。うすのろ。ばか。よた。[初出の実例]「ありゃあなあ、よたものだ、お…
らいかい‐しゃ(ライクヮイ‥)【来会者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 来て集まる人。集会の席に来る人。参会者。[初出の実例]「来会者(ライクヮイシャ)は僅々三四十人に過ぎない」(出典:油地獄(1891)〈斎…
りくつ‐もの【理屈者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 よく理屈を言い立てる人。何かと理屈を述べて主張する人。りくつしゃ。りくつや。[初出の実例]「己が心の如くに卑しからず、人を諂はず有…
りこん‐もの【利根者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 利発でかしこい人。[初出の実例]「影を恐れぬ者と云は賢者ぞ。利根者ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)七)
りじ‐しゃ【理事者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =りじ(理事)②[初出の実例]「理事者代理者若くは職務外の地位に於て取扱ひたるもの」(出典:行政裁判法(明治二三年)(1890)一〇条)
はん‐じゃ【判者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 歌合や詩合などで、作品の優劣・可否を判定する人。[初出の実例]「奉レ勅為二判者一」(出典:天徳闘詩行事略記(959))② 句合で、俳句の…