アクバル会典 (アクバルかいてん) Ā`īni-Akbarī
- 改訂新版 世界大百科事典
- ムガル帝国，アクバル時代の法令集等をまとめたもの。もともとは，《アクバル・ナーマAkbar-Nāmah（アクバル一代記）》の第3巻目としてまとめられた…
アブル・ファズル Abū al-Fazl
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1551[没]1602インド，ムガル帝国のアクバル大帝の重臣で，思想家，歴史家。その兄ファイジーとともにアクバル支配を支える重要な役割を果した。…
『アーイーネ・アクバリー』 Āīn-i Akbarī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド，ムガル帝国のアクバルの下命によって，その近臣アブル・ファズルが編纂，執筆したアクバル時代のムガル帝国の制度史。アクバルの治世第40年(…
アクバル・ナーマ Akbar Nāmah
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ムガル帝国第3代皇帝アクバルの時代に，その重臣アブル・ファズルによって書かれた書物。「アクバルの書」の意。その前半 (第1，2部) はバーブルのム…
アブール・ファズル Abū al-Faẓl 生没年：1551-1602
- 改訂新版 世界大百科事典
- アクバル時代の思想家，歴史家。代々学者の家系のシャイフ，ムバーラクの子として生まれ，父，兄とともにアクバルに仕え，アクバル支配を支えるイデ…
アブル・ファズル Abū al-Fa&zsubuml;l
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1551～1602インド，ムガル帝国の思想家，歴史家，文章家。アーグラーで学者の家に生まれ，詩人の兄とともにアクバルの宮廷に出仕し，そのブレーンと…
ディーネ・イラーヒー Dīn-i Ilāhī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド，ムガル帝国のアクバルによって1582年に創始された，アクバルを師とする一種のスーフィー(神秘主義)教団。その語義は「神聖な一神教」。アク…
『アクバル・ナーマ』 Akbar-nāma
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ムガル皇帝アクバルの一代記。編著者はアブル・ファズル。モンゴルのチンギス・カンの歴史から始まり，ティムールとその後裔を記して，アクバル一代…
アクバル
- 精選版 日本国語大辞典
- (Akbar) インドのムガール帝国第三代皇帝（在位一五五六‐一六〇五）。デカン地方を除く全インドを征服。中央集権的体制を確立し、イスラム教とヒンド…
アクバル−ナーマ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ⇨ アクバル
トーダル・マル Todar Mal 生没年：?-1589
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドのムガル帝国，アクバル皇帝時代の財政官。ラホールの中流，ハトリー（書記）のカースト出身であったといわれるが，若いころの経歴は不明。157…
ファテープル・シークリー
- 世界遺産情報
- アグラ近郊にあるファテープル・シークリーは、ムガール帝国第3代アクバル皇帝が息子の誕生を予言した聖者への感謝として築いたといういわれのある城…
ディーネ・イラーヒー Dīn-i Ilāhī
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「神聖宗教」の意。インド，ムガル帝国のアクバルがみずから創唱した宗教。アクバルは宗教的寛容を尊び，ファテプルシークリの宮殿にイスラム教だけ…
シカンドラ（Sikandra）
- デジタル大辞泉
- インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市アグラの郊外にある町。市街中心部より北西約10キロメートルに位置する。ロディー朝時代に建設。ムガル帝国…
アクバル（Jalāl al-Dīn Muḥammad Akbar）
- デジタル大辞泉
- ［1542～1605］インドのムガル帝国第3代の皇帝。在位1556～1605。帝国の基礎の確立者。寛容な宗教政策によって、イスラム・ヒンズー両教徒の融和に努…
ジャハーンギール Jahāngīr
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1569〜1627インドのムガル帝国第４代皇帝（在位1605〜27）アクバルの子。アクバルの征服事業を中断し，民力の休養につとめ，文芸を保護奨励した。し…
ファテープル・シークリー Fatehpur Sīkrī
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド，アーグラーの南西にあるムガル帝国の城砦で，1571年アクバルによって建設され，一時帝国の副都とされた。赤砂岩を主材とする各種の建物から…
アクバル
- 百科事典マイペディア
- インド，ムガル帝国第３代の皇帝（在位1556年―1605年）。1556年パーニーパットの戦に勝った後，ベンガル湾からアラビア海にいたる広大な領土を平定し…
アクバル Jalāl al-Dīn Mohammad Akbar
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 1542〜1605ムガル帝国の第３代皇帝（在位1556〜1605）ヒンドゥー教徒との融和をはかり，ムガル朝をデカン高原の一部をも含む大帝国に発展させた，実…
アクバル Akbar 生没年：1542-1605
- 改訂新版 世界大百科事典
- ムガル帝国第3代皇帝。在位1556-1605年。父皇帝フマーユーンが玉座を追われ，インド西部を逃亡中に生まれた。フマーユーンが再び玉座にもどってまも…
アクバル あくばる Jalāl al-Dīn Muammad Akbar （1542―1605）
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インドのムガル帝国第3代の皇帝（在位1556～1605）。帝国の基礎の確立者。父フマーユーンがスール朝のシェール・シャーにインドを追われ、亡命の途次…
アクバル Akbar， Jalāl ud-Dīn Muhammad
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1542[没]1605.10.16. アーグラインド，ムガル帝国第3代の皇帝 (在位 1556～1605) 。父帝フマーユーンがスール朝のシェール・シャーに敗れ，イン…
アクバル Akbar
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1542～1605(在位1556～1605)ムガル帝国の第3代皇帝。父フマーユーンがシェール・シャーによってインドから追われ，シンド地方を逃亡中に生まれた。フ…
マーン・シング Mān Singh
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド，ラージプート族のジャイプル王国の王 (在位 1589～1614) 。ムガル帝国のアクバル大帝とその子ジャハーンギール帝に仕え，7000騎のマンサブダ…
アクバル‐びょう〔‐ベウ〕【アクバル廟】
- デジタル大辞泉
- 《Mausoleum of Akbar》インド北部、ウッタルプラデシュ州の町シカンドラにある霊廟。アグラの北西約10キロメートルに位置する。ムガル帝国第3代皇帝…
トーダル・マル Tōdar Mall， Rājā
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1523[没]1589インド，ムガル帝国第3代皇帝アクバルの行政官，軍人。アクバルはイスラム教徒だけでなく，有能なヒンドゥー教徒も重用し，トーダル…
アーグラ城塞【アーグラじょうさい】
- 百科事典マイペディア
- インドの北部，首都デリーの南南東170kmのヤムナー川の右岸に位置するアーグラは，ムガル帝国時代の古都で，アーグラ城塞は第３代のアクバル帝が16世…
ファテプルシークリ Fatehpur Sīkri
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド北部，ウッタルプラデーシュ州西部，アーグラ西方約 35kmにある町。 1569年にムガル帝国のアクバル帝が，この地に住む聖者サリム・チスティの…
ジャハーンギール Jahāngīr
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 1569～1627(在位1605～27)インド，ムガル帝国の第4代皇帝。アクバルの長子。1605年，アクバル死後皇位を継いだ。メーワールのラージプート王を屈服さ…
バイラム・ハーン Bairam Khān
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]?[没]1561インド，ムガル帝国のバーブル，フマーユーン，アクバルの3代の皇帝に仕えた武将。バーブルの死後，第2代皇帝フマーユーンはアフガン系…
フマーユーン（Muhammad Humāyūn）
- デジタル大辞泉
- ［1508～1556］インド、ムガル帝国第2代皇帝。在位1530～1556。アクバル大帝の父。外征に失敗し、追われてペルシアに亡命。ペルシアの援軍を得て領土…
ジャハーンギール Jahāngīr 生没年：1569-1627
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド，ムガル帝国第4代皇帝。在位1605-27年。第3代皇帝アクバルの長男で，母はラージプート出身。晩年の父に対して反乱を起こしたが許され，帝位を…
ダーラー・シクー Dārā Shikōh
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1615[没]1659インドのイスラム教徒の学者。アクバル王の曾孫。イスラムとスーフィズムとベーダーンタ哲学との比較研究を行い，共通点のあること…
バダーウーニー Badā'ūnī，`Abd al-Qādir al-
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1540[没]1615頃インド，ムガル帝国のアクバル大帝の宮廷に仕えた史家。その著書『歴史選書』 Muntakhab al-Tawārīkhはインド・ムスリム諸王朝の…
ターン・セン Tān Sen
- 改訂新版 世界大百科事典
- 16世紀後半の北インド，ムガル帝国アクバル帝時代の音楽家。生没年不詳。イスラム教徒間の尊称である〈ミーヤーン〉の名が与えられて，ミーヤーン・…
アーグラ城 アーグラじょう Āgra fort
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのジャムナ川に臨むアーグラに，1564年ムガル帝国皇帝アクバルが着工させた城。その後シャー・ジャハーンが増改築して完成。城壁が赤砂岩造の…
ペシャワール
- 精選版 日本国語大辞典
- (Peshawar) パキスタン北西部、カイバル峠東方の都市。ガンダーラ地方の中心。古名、プルシャプラ。二世紀にクシャン朝カニシカ王の首都となり、仏教…
あくばるなーま【《アクバル・ナーマ》】
- 改訂新版 世界大百科事典
あくばるいちだいき【《アクバル一代記》】
- 改訂新版 世界大百科事典
アクバル‐きゅうでん【アクバル宮殿】
- デジタル大辞泉
- 《Akbar Palace》インド北西部、ラジャスタン州の都市アジメールにある宮殿。1570年、ムガル帝国第3代皇帝アクバルにより建造。イスラム様式とヒンズ…
アリ・アクバル・カーン Ali Akbar Khan
- 20世紀西洋人名事典
- 1922 - インドのサロード奏者,作曲家。 1955年渡米し、サロードの初演奏をする。’56年にはカルカッタに、’67年にはカリフォルニアにアリ・アクバル…
アグラ Agra
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インド中北部，ジャムナー河畔にある都市アクバル大帝が1558年に首都と定め，1658年にアウラングゼーブがデリーに戻すまで，幾度か首都であった。タ…
パーニーパット Pānīpat
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インドのデリー北方にある古戦場(1)1526年バーブルがロディー朝の大軍を破ってムガル帝国を建設した，(2)1556年にアクバルがデリーを占領したヘーム…
アジメール（Ajmer）
- デジタル大辞泉
- インド北西部、ラジャスタン州の都市。アラバリ山地の標高約500メートルに位置する。12世紀末よりイスラム王朝のゴール朝に支配され、16世紀半ばにム…
アリ・アクバル・カーン Ali Akbar Khan 生没年：1922-
- 改訂新版 世界大百科事典
- インドのサロード奏者，作曲家。1955年アメリカに渡りサロードの初演奏。56年カルカッタに，67年カリフォルニアにアリ・アクバル音楽大学を創立。以…
アーグラじょうさい【アーグラ城塞】
- 世界遺産詳解
- 1983年に登録された世界遺産（文化遺産）で、インドの首都ニューデリーに近いウッタル・プラデシュ州アーグラ市にある。1565年、ムガル帝国の第3代皇…
アラーハーバード Allahabad
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- インド北部，ウッタル・プラデーシュ州南境の都市。ガンジス川，ヤムナー川の合流点に位置する。ヒンドゥー教の聖地。ムガル帝国の時代にアクバル帝…
ナコーダ‐マスジッド（Nakhoda Masjid）
- デジタル大辞泉
- インド東部、西ベンガル州の都市コルカタにあるイスラム寺院。市街中心部に位置する。1926年に建立。シカンドラにあるアクバル廟を模した建物であり…
アラハバード（Allahabad）
- デジタル大辞泉
- インド北部、ウッタルプラデシュ州の都市。ヒンドスタン平原のほぼ中央に位置する。アショカ王の時代から続く古都。郊外にガンジス川とジャムナ川が…
ファテープルシークリー【ファテープル-シークリー】
- 世界遺産詳解
- 1986年に登録された世界遺産（文化遺産）で、インド北部ウッタル・プラデシュ州のアーグラから南西約40kmに位置する、ムガル帝国第3代皇帝アクバルが…