アジメール(その他表記)Ajmer

デジタル大辞泉 「アジメール」の意味・読み・例文・類語

アジメール(Ajmer)

インド北西部、ラジャスタン州の都市。アラバリ山地の標高約500メートルに位置する。12世紀末よりイスラム王朝のゴール朝に支配され、16世紀半ばにムガル帝国領となり、ラージプート諸王朝の中心地の一となった。イスラム教スーフィーの聖者が眠るダルガー(聖廟)や、ムガル帝国のアクバルが建てた宮殿がある。アジュメール。

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関連語 大理石

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アジメール」の意味・わかりやすい解説

アジメール
Ajmer

別綴 Ajmere,Ajmir。インド北西部,ラージャスターン州中部の都市。デリーの南西約 350km,アラーバリ山脈末端のタラガル丘陵の斜面に位置。 11世紀末に建設され,北側の人造湖アナサーガルも当時造られた。 1193年からデリーのイスラム勢力に占領され,以後ムガル帝国,マラータ王国などの支配を経て,1818年5万ルピーでイギリスに譲り渡された。現在は道路,鉄道の分岐点にあたる交通の要地で,北東 66kmのサンバール湖で産する塩の取引や周辺で産する農産物の集散のほか,綿織物,染色,食用油精製,毛織物などの工業が盛ん。 12~13世紀のイスラム,ジャイナ教寺院や当時の城址があり,西方 11kmのプシカル湖とともに,巡礼や観光客が多く訪れる。人口 40万 1930 (1991) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アジメール」の意味・わかりやすい解説

アジメール
あじめーる
Ajimer

インド北西部、ラージャスターン州のほぼ中央にある都市。人口48万5197(2001)。アラバリ山地の中ほどで、標高500メートル、年平均気温は25℃とやや涼しい。年降水量は520ミリメートルで、インド北西部には珍しく森林が広く、ヒョウも生息している。市街は、高さ850メートルの岩山を利用した城塞(じょうさい)の麓(ふもと)に広がる。交通要地、商業中心地で、絹織物や毛織物工業が盛んである。博物館になっているアクバル宮殿やサー・ジャハンガ湖のほとりに建つ大理石の宮殿は有名。

[成瀬敏郎]

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