じゃばら

事典 日本の地域ブランド・名産品 「じゃばら」の解説

じゃばら[果樹類]

近畿地方和歌山県の地域ブランド。
主に東牟婁郡北山村で生産されている。じゃばらとは、柑橘類一種かたちは柚に似ているが柚よりも果汁が多い。北山村では昔から料理に使われていた。原木が北山村に自生していたことから、1980(昭和55)年に本格的な栽培が始まった。その名は、邪をはらう意で名づけられたという。疲労回復に役立つビタミンカロチンが含まれる。近年加工品の開発が積極的におこなわれている。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「じゃばら」の解説

じゃばら

和歌山県東牟婁郡北山村で収穫される果実ブランド名ユズダイダイカボス仲間である柑橘系果実で、北山村に自生していた一本の原木から栽培が始まった。酸味の後に残る独特の苦味特徴ジュースキャンディーなどの関連商品も作られている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android