そごう[株](読み)そごう

百科事典マイペディア 「そごう[株]」の意味・わかりやすい解説

そごう[株]【そごう】

天保初年(1830年)に初代十合(そごう)伊兵衛が大阪で創業,1919年株式会社十合呉服店となり本格的な百貨店となる。1940年株式会社十合と改称。大阪・神戸に店舗をもつほか1957年東京店開店。札幌,横浜などに別法人で店舗を展開。海外には東南アジアを中心に14店舗進出。1969年現社名。本社大阪。1990年代の消費不況と放漫経営がたたって2000年7月,民事再生法適用を東京地裁に申請。2001年再生計画が承認され,新体制がスタート。さらに西武百貨店業務提携。2002年横浜店,神戸店などグループ9社がそごうに合併。2003年持株会社ミレニアムリテイリング設立し,その傘下にそごうと西武百貨店をおいた。ミレニアムリテイリングは現在セブン&アイ・ホールディングスの傘下にある。2009年8月にそごうが西武百貨店とミレニアムリテイリングを吸収合併し株式会社そうご・西武が設立。2012年資本金100億万円,売上高8179億円,店舗数26。
→関連項目セブン&アイ・ホールディングス

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