世尊寺行能(読み)せそんじ ゆきよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「世尊寺行能」の解説

世尊寺行能 せそんじ-ゆきよし

1179-? 鎌倉時代の公卿(くぎょう),書家,歌人
治承(じしょう)3年生まれ。藤原伊経(これつね)の子。平安時代の書家藤原行成(ゆきなり)の8代目の子孫。行成が邸内に建立した世尊寺行能家名にした。嘉禎(かてい)2年従三位,仁治(にんじ)元年62歳で出家。歌は「新古今和歌集」などの勅撰集に49首おさめられている。法名は寂然。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android