朝日日本歴史人物事典 「丹羽嘉言」の解説
丹羽嘉言
生年:寛保2(1742)
江戸中期の南画家。字は彰甫。謝庵,福善斎などと号す。尾張(名古屋)藩士であったが,致仕して剃髪し,雲臥禅師に参禅して,以後独居自炊の自由な生活に入った。明画を好み,山水画をよくして尾張南画の祖とされる。作品に「神州奇観図」(名古屋市博物館蔵)がある。<著作>『福善斎画譜』
(星野鈴)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
(星野鈴)
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