兼平亀綾(読み)かねひら きりょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「兼平亀綾」の解説

兼平亀綾 かねひら-きりょう

1813-1878 江戸後期-明治時代画家
文化10年生まれ。小松屋兼平(金平)休内の娘。仙台の松本曲江にまなび墨亀を得意とした。江戸にでて結婚するが,夫と死別,郷里陸奥(むつ)弘前(ひろさき)(青森県)へかえり町医師兼平清と再婚する。明治5年60歳で女人禁制岩木山に女性としてはじめてのぼった。明治11年死去。66歳。本名菊子

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android