出湯温泉(読み)でゆおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「出湯温泉」の意味・わかりやすい解説

出湯温泉
でゆおんせん

新潟県阿賀野市(あがのし)にある温泉。五頭(ごず)連峰西側の山裾(すそ)に位置し、五頭連峰県立自然公園に含まれる。古くから湯治場として知られる静かな温泉だが、新潟市から直通バスが通じ、日帰り行楽地となっている。周辺瓢湖(ひょうこ)、五頭山、県民の森、ゴルフ場などが点在するところから、それらへの基地にもなっている。JR羽越(うえつ)本線水原(すいばら)駅からバスで20分。

[山崎久雄]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「出湯温泉」の意味・わかりやすい解説

出湯温泉
でゆおんせん

新潟県中北部,阿賀野市にある温泉。空海が開いたという華報寺 (けほうじ) の門前に宿が並ぶ。泉質は単純泉。泉温は 39~40℃。胃腸病や神経痛によく,療養客が多い。華報寺の境内にある共同浴場薬湯として親しまれている。

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デジタル大辞泉プラス 「出湯温泉」の解説

出湯温泉

新潟県阿賀野市、五頭連峰西麓裾野にある温泉。“出湯”は「でゆ」と読む。弘法大師の開湯と伝わる。五頭温泉郷に属する。

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