デジタル大辞泉
「瓢湖」の意味・読み・例文・類語
ひょう‐こ〔ヘウ‐〕【瓢湖】
新潟県中北部、阿賀野市にある灌漑用溜池。面積0.1平方キロメートル。ハクチョウの渡来地として知られる。平成20年(2008)ラムサール条約に登録された。
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瓢湖
ひようこ
水原町東部にある方形の湖。面積〇・一平方キロ。外城大堤、外城水溜ともいう。かつて大小二つあった池が瓢箪の形をしていたので、この名があるともいわれる。寛永二年(一六二五)大荒川用水が枯渇したため、水原周辺は大干害にみまわれた。新発田藩は恒常的用水不足の解消と新田開発をめざし、同三年外城八幡宮前に大荒川用水を引入れる溜池築造工事を開始した。一三年後の同一六年に完成、溜池の面積は一二町九反余であった。溜池は、新発田藩と分家の溝口内記知行所(池ノ端領)の入会地とされたが、管理は外城の百姓江口栄右衛門にゆだねられ、明治一二年(一八七九)まで続いた。元禄一三年(一七〇〇)溢水・水漏れが多くなったため、堤防の床締め、嵩上工事が実施され、工事総人夫は三千八八五人(うち二千一一九人は水原代官所より、一千七六六人は池ノ端領より)に達した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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瓢湖
ひょうこ
新潟県阿賀野市(あがのし)にある人造湖。国の天然記念物に指定されているハクチョウの飛来地として有名。JR羽越(うえつ)本線水原(すいばら)駅から徒歩約25分で達する。周囲1230メートル、面積10ヘクタールの灌漑(かんがい)用溜池(ためいけ)で、江戸時代につくられた。冬季にシベリアからハクチョウが飛来するようになったのは、1950年(昭和25)のことで、1954年に近くの吉川重三郎(じゅうざぶろう)父子が餌(え)づけに成功した。同年「水原のハクチョウ渡来地」として国の天然記念物に指定された。例年、一冬数千羽のハクチョウが湖面をうずめ、呼び声で餌(えさ)場に集まる姿は壮観で、毎年数十万の観光客でにぎわっている。瓢湖水きん公園も整備されており、付近は五頭連峰(ごずれんぽう)県立自然公園に属し、夏季も水鳥の遊び場として新潟からの日帰り観光地になっている。
[山崎久雄]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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瓢湖 (ひょうこ)
新潟県阿賀野市の旧水原(すいばら)町の市街地東方にある人工池。面積約0.1km2。近世に灌漑用につくられた溜池で,ほぼ方形をなす。冬季にシベリアからハクチョウが渡来するようになり,1950年代に近くに住む吉川重三郎が餌づけに成功し,以後越冬地として固定した。人家の近くにもかかわらず,保護の結果,約1000羽のハクチョウが渡来し,天然記念物に指定されている。
執筆者:佐藤 裕治
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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瓢湖
ひょうこ
新潟県中北部,阿賀野市にある池。江戸時代につくられた面積 0.1km2ほどの小灌漑池で,1950年以来,ハクチョウの渡来越冬地として有名。1954年餌付けに成功し,水原のハクチョウ渡来地として国の天然記念物に指定。また 1959年オニバス群生地として県の天然記念物に指定された。1991年に東新池,2000年にはあやめ池とさくら池が新たに造成され,現在は約 0.3km2の瓢湖水きん公園として整備されている。五頭連峰県立自然公園に属する。2008年ラムサール条約に登録。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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瓢湖【ひょうこ】
新潟県阿賀野市にある小湖。面積0.08km2。1626年大荒川用水が枯渇したため,新発田藩が築造,13年後に完成した。ハクチョウ渡来地(天然記念物)として知られ,毎年1月約2000羽がシベリアから飛来し,3月までとどまる。2008年10月,ラムサール条約登録湿地となる。
→関連項目水原[町]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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瓢湖
(新潟県阿賀野市)
「ラムサール条約湿地」指定の地域遺産。
ため池、コハクチョウ、オナガガモ等の渡来地。国指定瓢湖鳥獣保護区瓢湖特別保護地区。瓢湖は江戸時代に灌漑用ため池として造成されたもの
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報
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