北条時範(読み)ほうじょう・ときのり

朝日日本歴史人物事典 「北条時範」の解説

北条時範

没年徳治2.8.14(1307.9.11)
生年:文永7(1270)
鎌倉後期の六波羅探題。備前守,遠江守を歴任北条時茂北条政村の娘の子。弘安10(1287)年引付衆となる。嘉元1(1303)年六波羅探題北方に就任。徳治2(1307)年在任中に京都で没す。この間後深草・亀山両上皇の死去などがあった。

(森幸夫)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北条時範」の解説

北条時範 ほうじょう-ときのり

1270-1307 鎌倉時代武将
文永7年生まれ。北条時茂(ときしげ)の子。引付(ひきつけ)衆をへて嘉元(かげん)元年六波羅(ろくはら)探題北方となる。在任中の徳治(とくじ)2年8月14日京都で死去。38歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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