向性(読み)コウセイ

デジタル大辞泉 「向性」の意味・読み・例文・類語

こう‐せい〔カウ‐〕【向性】

内向性外向性かという人間性格傾向
ウイルス増殖に可能な特定細胞を選ぶこと。インフルエンザウイルス気道上皮細胞を選んで増殖するなど。
固着生活をする生物が、刺激により一定方向に曲がる性質植物では屈性ともいう。

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精選版 日本国語大辞典 「向性」の意味・読み・例文・類語

こう‐せい カウ‥【向性】

〘名〙
① 外向性、内向性などの、人間の性格の傾向。スイスの精神医学者ユングの用語
② 自由に運動できない生物のある器官が、外部からの刺激で一定方向へ曲がる性質。ふつう植物についていうが、動物の場合を向性、植物の場合を屈性と区別することもある。刺激の方向へ曲がる場合を正の向性、その逆の場合を負の向性とする。刺激の種類によって向光性、向地性、向電性、向化性、向熱性などに分けられる。移動運動と結びついた場合は走性という。

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百科事典マイペディア 「向性」の意味・わかりやすい解説

向性【こうせい】

屈性

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「向性」の意味・わかりやすい解説

向性
こうせい

屈性」のページをご覧ください。

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