大阪狭山(読み)オオサカサヤマ

デジタル大辞泉 「大阪狭山」の意味・読み・例文・類語

おおさかさやま〔おほさかさやま〕【大阪狭山】

大阪府南東部の市。もと北条氏の城下町。日本最古の溜め池一つ狭山池がある。人口5.8万(2010)。

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精選版 日本国語大辞典 「大阪狭山」の意味・読み・例文・類語

おおさかさやま おほさか‥【大阪狭山】

大阪府中南部の地名稲作ほか菜種・タバコ栽培を主産業としたが、近年は大阪市南郊の住宅観光地として発展。昭和六二年(一九八七狭山町市制施行し名称変更。

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改訂新版 世界大百科事典 「大阪狭山」の意味・わかりやすい解説

大阪狭山[市] (おおさかさやま)

大阪府南部の市。1987年市制。人口5万8227(2010)。羽曳野丘陵と陶器山丘陵にはさまれた天野川谷底平野を占める。古くからの農業地帯で,市の中央には古代に造られた灌漑用の人工池である狭山池があり,江戸時代には良質の木綿産地として知られた。大阪市,堺市に近いため,1960年代後半から住宅地の開発が進み,南西部には狭山ニュータウンが造られた。帝塚山学院大学,近畿大学医学部など文教施設も多く,狭山池東側には1938年開園のさやま遊園があったが,2000年閉園。南海高野線が通じる。
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