天室宗竺(読み)てんしつ そうじく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「天室宗竺」の解説

天室宗竺 てんしつ-そうじく

1605-1667 江戸時代前期の僧。
慶長10年生まれ。臨済(りんざい)宗。京都大徳寺の玉室宗珀(そうはく)の法をつぐ。承応(じょうおう)3年同寺の住持,寛文3年江戸品川の東海寺にはいった。寛文7年8月26日死去。63歳。尾張(おわり)(愛知県)出身俗姓渡部別号に一如子,破笠子,雛道人。諡号(しごう)は大覚円明禅師。
格言など】六十三年,要識去処,白日青天,喝(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例