家山(読み)カサン

デジタル大辞泉 「家山」の意味・読み・例文・類語

か‐さん【家山】

《「かざん」とも》ふるさと故郷
かうべを―の雲にめぐらし」〈太平記・二〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「家山」の意味・読み・例文・類語

か‐ざん【家山】

〘名〙 故郷の山。また、ふるさと。故郷。
※本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・過道明寺有感〈惟宗孝言〉「樹下春闌懐旧処。家山暫忘立墻根」 〔銭起‐送李棲桐道挙擢第還郷省侍詩〕

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普及版 字通 「家山」の読み・字形・画数・意味

【家山】かざん

故郷。故山。唐・白居易〔初めて香山院に入りて月に対す〕詩 今よりは(すなは)ち是れ家山の 試みに問ふ、光は知るや知らざるや

字通「家」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「家山」の意味・わかりやすい解説

家山
いえやま

静岡県中部,島田市北部の大井川中流西岸にある集落チャ(茶),シイタケ木材産出が多く,特に銘茶川根茶」の主産地付近には大井川の曲流による鵜山七曲(うやまななまがり)や野守の池,笹間川の渓谷,笹間湖,大日山金剛院があり,それらのハイキングコースの入口でもある。大井川鉄道家山駅がある。

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