岩手県立大学(読み)イワテケンリツダイガク

デジタル大辞泉 「岩手県立大学」の意味・読み・例文・類語

いわてけんりつ‐だいがく〔いはてケンリツ‐〕【岩手県立大学】

岩手県滝沢市本部がある公立大学。平成10年(1998)の開学。平成17年(2005)公立大学法人となる。

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精選版 日本国語大辞典 「岩手県立大学」の意味・読み・例文・類語

いわて‐けんりつだいがく いはて‥【岩手県立大学】

岩手県岩手郡滝沢村にある公立大学。平成一〇年(一九九八設立

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大学事典 「岩手県立大学」の解説

岩手県立大学[公立]
いわてけんりつだいがく
Iwate Prefectural University

1998年(平成10)の開学。看護学部,社会福祉学部,ソフトウェア情報学部,総合政策学部の4学部が置かれ,2000~04年にかけて大学院が次々に設けられた。2005年,公立大学法人岩手県立大学となる。所在地は岩手県滝沢市および同県宮古市(短期大学部を併設)。2016年現在の学生数は2597人。理念は「自然,科学,人間が調和した新たな時代を創造することを願い,人間性豊かな社会の形成に寄与する,深い知性と豊かな感性を備え,高度な専門性を身につけた自律的な人間を育成する大学を目指します」とされ,「地域の中核人材育成と活力創出に貢献する大学」を掲げ,2012年に設置された「いわてものづくり・ソフトウェア融合テクノロジーセンター(通称:i-MOS)」で産学連携も進んでいる。東日本大震災の復興支援に対する取組みも活発で,災害復興支援センター,地域政策研究センターを設置し,教職員のボランティア活動や,地方自治体・住民との連携を推進している。2012年度より「震災特別入試」を岩手県内の高校生を対象に行っている。また社会人も多く受け入れている。
著者: 蝶慎一

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「岩手県立大学」の意味・わかりやすい解説

岩手県立大学
いわてけんりつだいがく

公立大学法人。1997年(平成9)12月設置、1998年4月開学。同時に岩手県立盛岡短期大学(1951年開学。当時の名称は盛岡短期大学)と岩手県立宮古(みやこ)短期大学(1990年開学)が盛岡短期大学部、宮古短期大学部として併設される。2000年(平成12)4月大学院開設、2005年公立大学法人となる。2010年時点で、看護学部、社会福祉学部、ソフトウェア情報学部、総合政策学部と、大学院(看護学研究科、社会福祉学研究科、ソフトウェア情報学研究科、総合政策研究科)、および盛岡短期大学部(生活科学科、国際文化学科)、宮古短期大学部(経営情報学科)が置かれている。地域をフィールドとした調査研究や市町村、医療機関、福祉施設、企業等での実習など、地域に根ざした実学・実践的教育研究活動を行っており、また産業界との研究交流推進や社会人の受入れ、施設開放・公開講座を積極的に実施するなど、地域に開かれた大学としての教育研究活動を推進している。所在地は岩手県滝沢市巣子(すご)152-52。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩手県立大学」の意味・わかりやすい解説

岩手県立大学
いわてけんりつだいがく

公立大学。1998年開学。看護学部,社会福祉学部,ソフトウェア情報学部,総合政策学部を置いた。2000年大学院を設置。本部所在地は岩手県滝沢市。

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