差置く(読み)サシオク

デジタル大辞泉 「差置く」の意味・読み・例文・類語

さし‐お・く【差(し)置く/差し措く】

[動カ五(四)]
そのままにしておく。放っておく。また、あとまわしにする。「その話は―・くとして」「何を―・いてもその会には出席したい」
当然考慮すべき人物などを無視する。なおざりにする。「担当責任者を―・いて商談を進める」
差し出して置く。
「藤大納言の御もとに、この返しをして、―・かせたれば、すなはちまた返しておこせ給へり」〈・一三八〉
[可能]さしおける
[類語](1ほったらかしそっちのけうっちゃらかすうっちゃる打ち捨てる閑却放置野放し放任捨て置く置き去り放擲ほっとく遣りっぱなしほったらかすほっぽらかす握りつぶす取り残す置いてきぼり置いてけぼり/(2無視黙殺度外視軽視過小評価かろんずるはなも引っ掛けない目もくれない尻目にかける眼中に無い歯牙にもかけない袖にする

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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