捨置く(読み)ステオク

デジタル大辞泉 「捨置く」の意味・読み・例文・類語

すて‐お・く【捨(て)置く】

[動カ五(四)]そのままにしておく。かまわないで放っておく。放置する。「進言を―・くわけにはいかない」
[類語]ほったらかしそっちのけうっちゃらかすうっちゃる打ち捨てる閑却放置野放し放任差し置く置き去り放擲ほっとく遣りっぱなしほったらかすほっぽらかす握りつぶす取り残す置いてきぼり置いてけぼり

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精選版 日本国語大辞典 「捨置く」の意味・読み・例文・類語

すて‐お・く【捨置】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙 捨てておく。ほうっておく。そのままにして顧みないでいる。放置する。
    1. [初出の実例]「如何(いか)そ就(ゆ)く当(へき)国を棄置(ステヲキ)、敢へて此の処を窺窬(うかか)ふやとのたまひて」(出典日本書紀(720)神代上(兼方本訓))
    2. 「我が死たるを野に棄置たれば」(出典:今昔物語集(1120頃か)一三)

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