心月輪(読み)しんげつりん

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「心月輪」の解説

しんげつりん【心月輪】

新潟の日本酒。酒名は、当地が良寛和尚終焉の地であることから「心は月のごとく円く清らかに」を意味する和尚の書にちなみ命名純米吟醸酒純米酒特別本醸造酒本醸造酒がある。原料米は五百万石。仕込み水は自家井戸水。蔵元の「池浦酒造」は天保元年(1830)創業所在地は長岡市両高。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「心月輪」の意味・わかりやすい解説

心月輪
しんがちりん

仏教用語。密教金剛界法修法のとき,行者はみずからの肉団心 (心臓) を円明無垢の月輪であると観じること。清らかに輝く満月は浄菩提心のたとえであるから,観念なかで満月の姿が完成したとき,自己の菩提心も清浄になり仏の悟りの本体と同一になる。

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