デジタル大辞泉
「手作」の意味・読み・例文・類語
て‐さく【手作】
1 自分で作ること。手づくり。手製。
「是は私の―でござある」〈虎明狂・瓜盗人〉
2 自分の手で耕作すること。また、その田地。
「大久保一名の知行、又は―までも」〈三河物語・一〉
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た‐づく・る【手作】
〘他ラ四〙
① 手で作る。
② (「た」は
接頭語か) つくろう。着用する。装う。
※
書紀(720)皇極元年・
歌謡「
大和の 忍
(おし)の
広瀬を 渡らむと
足結(あよひ)豆矩梨
(タヅクリ) 腰作らふも」
て‐さく【手作】
〘名〙
① 手ずから作ること。手づくり。手製。〔
易林本節用集(1597)〕
※雑俳・菊丈評万句合(1757)「
打水は手作の雨よ夏の暮」
※玉塵抄(1563)
三一「杜が東屯に手作
(サク)をして山
(せん)水をしてわれと耕たぞ」
た‐づくり【手作】
〘名〙 (「たつくり」とも) 手で作ること。てづくり。特に、手織りの布。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報