清誉(読み)せいよ

普及版 字通 「清誉」の読み・字形・画数・意味

【清誉】せいよ

高潔の名。〔世説新語黜免宏、西に在りて、少(わか)くしてり。王夷甫(衍)の重んずると爲る。~後、繼母の族黨の讒すると爲り、之れを誣(ふ)して狂と爲し、將(まさ)にく徙(うつ)さんとす。~宏曰く、は則ち應(まさ)にすべし。狂は何の徙すぞと。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清誉」の解説

清誉 せいよ

?-? 戦国-織豊時代の僧,連歌師。
薩摩(さつま)(鹿児島県)の人。京都の浄土宗不断光院の住持天文(てんぶん)16年(1547)の何路百韻や天正(てんしょう)元年(1573)の大覚寺千句などの会に出席。また島津貴久(たかひさ)にまねかれ,薩摩に不断光院をひらいた。天正9年までは生存。法名は芳渓。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例