デジタル大辞泉
「白檀」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
びゃく‐だん【白檀】
〘名〙
① ビャクダン科の半寄生の常緑高木。インド原産で、熱帯各地で栽培されている。高さ七メートルに達する。葉は柄をもち対生し、葉身は黄緑色を帯び卵状披針形で、長さ五~八センチメートル。雌雄異株。花は枝先か葉腋に円錐状につき、はじめ緑白色で、すぐ赤変。果実は径約一センチメートルの
球形で黒く熟す。心材は黄白色で、
芳香があり、古くから香料として珍重される。また、仏像や美術品の彫刻材とされる。材を蒸留し白檀油を製する。
栴檀(せんだん)。白檀の木。
※宇津保(970‐999頃)菊の宴「まうけられたるもの〈略〉麝香・びゃくだむ・蘇枋」 〔梁簡文帝‐謝勑
銭并白檀香充法会啓〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
白檀 (ビャクダン)
学名:Chamaecereus silvestrii
植物。サボテン科の園芸植物
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報