石川島播磨重工業[株](読み)いしかわじまはりまじゅうこうぎょう

百科事典マイペディア 「石川島播磨重工業[株]」の意味・わかりやすい解説

石川島播磨重工業[株]【いしかわじまはりまじゅうこうぎょう】

1876年官営石川島造船所の跡に創業した民間最初の造船会社。1960年播磨造船所を合併して石川島播磨重工業となる。1968年には呉造船所を合併するなど,つぎつぎと合併を重ねて,日本有数の総合重工業会社となった。2007年7月社名をIHIに変更。ブラジル,韓国など海外にも進出している。航空エンジン,陸上機械プラント,船舶,原子力機器などを生産。しかし過剰設備などの問題をかかえる造船部門は2000年に川崎重工業三井造船と業務提携。民間ジェットエンジンで国内首位。本社東京,工場横浜,相生,呉など。2011年資本金957億円,2011年3月期売上高1兆1872億円。売上構成(%)は,資源・エネルギー23,船舶・海洋15,物流・社会基盤17,回転・産業機械15,航空・宇宙23,その他7。海外売上比率43%。
→関連項目真藤恒土光敏夫

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