米山検校(読み)よねやまけんぎょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「米山検校」の解説

米山検校 よねやまけんぎょう

1702-1772* 江戸時代中期の医師。
元禄(げんろく)15年生まれ。勝海舟曾祖父。幼時に失明,江戸で島浦益一惣検校杉山流の鍼(しん)術をまなぶ。元文4年検校となる。宝暦飢饉(ききん)の際,郷里越後(えちご)(新潟県)長鳥郷の窮民救済につくし,また江戸に盲人学校設立をくわだてた。晩年は男谷(おたに)検校とよばれた。明和8年12月9日死去。70歳。初姓は山上。名は鋃一。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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