読破(読み)ドクハ

デジタル大辞泉 「読破」の意味・読み・例文・類語

どく‐は【読破】

[名](スル)難解な書物大部の書物を終わりまで読み通すこと。「全巻読破する」
[類語]読過読了卒読通読一読読み切る読み通す目を通す

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精選版 日本国語大辞典 「読破」の意味・読み・例文・類語

どく‐は【読破】

  1. 〘 名詞 〙 読みとおすこと。難解な書物や大部な書籍を終わりまですっかり読んでしまうこと。
    1. [初出の実例]「読破八千蔵、始当謝大譴」(出典:艸山集(1674)一四・和欧陽読書詩)
    2. 「近松の世話浄瑠璃を読破(ドクハ)した」(出典:俳諧師(1908)〈高浜虚子〉一)

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普及版 字通 「読破」の読み・字形・画数・意味

【読破】どくは

すべて読み終える。唐・杜甫〔左丞丈(済)に奉贈す、二十二韻〕詩 甫、昔少年の日 早(つと)に國のに充(あ)てらる(都で吏部の試を受ける) 讀書、卷を破り 筆を下せばるが如し

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