長久手(読み)ナガクテ

デジタル大辞泉 「長久手」の意味・読み・例文・類語

ながくて【長久手】

愛知県西部、名古屋市の北東隣にある市。羽柴秀吉徳川家康とが戦い秀吉が敗れた古戦場愛知県立芸術大学などがある。平成24年(2012)市制施行。人口5.3万(2012)。

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精選版 日本国語大辞典 「長久手」の意味・読み・例文・類語

ながくて【長久手】

愛知県西部の地名。名古屋市の東部に隣接する町で、近郊文教地域として発展。天正一二年(一五八四)の小牧・長久手の戦いの古戦場。

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改訂新版 世界大百科事典 「長久手」の意味・わかりやすい解説

長久手[市] (ながくて)

愛知県中部の市,2012年1月愛知郡長久手町が市制施行して成立した。人口5万2022(2010)。尾張丘陵にあり名古屋市に接する。中心の岩作(やざこ),その西の長湫(ながくて)の一帯は1584年(天正12)の小牧・長久手の戦の古戦場(史)。近郊農村地帯であったが,1965年ごろから丘陵の住宅地化が本格的になって人口が増加,愛知県立芸術大学,愛知医科大学も進出した。市の中央部を愛知用水が南流し,県の農業総合試験場がある。2005年瀬戸市とともに愛知万国博覧会の会場となり,市域を愛知高速交通線のリニアモーターカーが走る。
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