音更山(読み)おとふけやま

日本歴史地名大系 「音更山」の解説

音更山
おとふけやま

上川町南端、十勝支庁河東かとう上士幌かみしほろ町との境に連なる石狩連峰の一。石狩岳とユニ石狩岳の中間にあり、標高一九三二メートル。大雪山国立公園のほぼ中央部に位置し、石狩川水系と十勝川水系の分水嶺になっている。「観国録」に「トカチ川上ノヲトツプケ山」「ヲトツプケ岳頂已ニ雪ヲ戴タリ」とある(安政三年九月七日条)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「音更山」の意味・わかりやすい解説

音更山
おとふけやま

北海道中央部,石狩山地にある山。標高 1932m。上川,上士幌両町の境に位置し,石英閃緑岩から成る。石狩岳 (1967m) ,ユニ石狩岳 (1771m) ,三国山 (1541m) などとともに,石狩,十勝川両水系の分水嶺を形成。 1934年大雪山国立公園指定

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