デジタル大辞泉
「アイウン」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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アイウン
あいうん
Aaioun
アフリカ北部、西サハラ(旧スペイン領サハラ)の首都。エル・アイウンEl Aiounともいう。人口9万3875(1982)。同国北部モロッコ国境に近い大西洋岸にあるオアシス都市で、カナリア諸島と対している。漁業基地であったが、1963年100キロメートル内陸のブクラに世界有数の質と埋蔵量をもつ燐(りん)鉱石鉱山が開発され、鉱石積出し港となった。ブクラから港まではベルトコンベヤで運搬し、港には10万トン級鉱石運搬船が横づけ荷役できる設備をもつ。
[藤井宏志]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のアイウンの言及
【西サハラ】より
…また西サハラ沿岸は世界有数の漁場であり,水産資源にも恵まれている。おもな都市は,中心都市であるアイウンal‐‘Aiyūnのほか,ダフラDakhla(旧ビヤ・シスネロスVilla Cisneros),ラ・グエラLa Güeraなどの港町と内陸のスマーラSmāra,ゲルタ・ズムールGuelta Zumūrなどである。 人口は1974年のセンサスによれば約7万5000,スペイン人を加えても10万に満たなかった。…
※「アイウン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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