アクライ(その他表記)Akrai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アクライ」の意味・わかりやすい解説

アクライ
Akrai

シラクサ (シラクーザ ) が前 663年にシチリア島東南部に建設した都市。けわしい斜面に守られ西方にシラクサ平野を見おろす丘の上に位置した。自治権を保有したが,その歴史はシラクサと共通している。シラクサ王ヒエロン2世 (在位前 270頃~216/5) のもとでの繁栄劇場と評議会場の遺跡が証明しており,大きなカタコンベの遺跡は5世紀まで繁栄が続いたことを示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む