百科事典マイペディア 「アジア太平洋閣僚会議」の意味・わかりやすい解説 アジア太平洋閣僚会議【アジアたいへいようかくりょうかいぎ】 Asian and Pacific Council。略称ASPAC。1966年韓国の提唱によりソウルで第1回会議を開催。参加国は日本,韓国,国民政府(台湾),南ベトナム,タイ,マレーシア,フィリピン,オーストラリア,ニュージーランドの9ヵ国とオブザーバーのラオス。参加諸国の社会・文化の交流と発展途上国への経済・技術援助を名目としていたが,反共的色彩が濃く,ほとんどがベトナム参戦国。会議は年1回,各国持回りで開かれ,文化社会センターがソウルに,技術専門家登録機関がキャンベラに設立された。1973年事実上解体した。→関連項目日本 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by