デジタル大辞泉 「アデノシン三燐酸」の意味・読み・例文・類語 アデノシン‐さんりんさん【アデノシン三×燐酸】 アデノシンのリボース(糖)に3分子の燐酸がついて、2個の高エネルギー燐酸結合をもつ化合物。生体内に広く分布し、燐酸1分子が離れたり、結合したりすることで、エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要な役目を果たす。ATP(adenosine triphosphate)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「アデノシン三燐酸」の意味・読み・例文・類語 アデノシン‐さんりんさん【アデノシン三燐酸】 〘 名詞 〙 ( [英語] adenosine tri-phosphate の訳語 ) アデニン、リボース、三分子の燐酸から成るヌクレオチド。生物体内のほとんどの場所に存在し、体内でエネルギーを貯えたり、放出したりするのに最も重要な働きをする。ATP。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例