生体分子にみられる分子間の特異的な相互作用を利用して分離する液体クロマトグラフィーの一種.酵素と基質,あるいは酵素と阻害剤,抗原と抗体などのように生体内には両分子間で特異的に結合する性質を有するものが多く存在する.その両分子をX,Yとすると,このXをなんらかの手段で不溶化し,カラムに充填した後,Yを含む溶液を通過させればYは特異的にカラムに吸着される.これを適当な溶媒で溶出すれば目的とする分子Yが精製される.不溶化は,不活性な不溶性の担体に共有結合で結合させることが多い.たとえば,種々の酵素の基質をアガロースゲルに結合させ,対応する酵素を精製したり,インスリンをアガロースゲルに結合させ,インスリンの抗体を分離した例がある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...
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