ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アブカイク油田」の意味・わかりやすい解説 アブカイク油田アブカイクゆでんAbqaiq oil field サウジアラビアにある大規模油田。1941年にアラムコにより発見された。ガッワール油田の北隣りに位置し,ガッワール油田から積出港ラスタンヌーラへのパイプラインが通る要衝となっている。このため,1977年にアブカイクの石油プラント事故に伴い 2ヵ月間にわたり出荷が減少した際には,世界の石油供給に混乱が起こった。2006年にはアブカイク石油プラントに対するテロ攻撃が行なわれたが,軽微な被害にとどまった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アブカイク油田」の意味・わかりやすい解説 アブカイク油田あぶかいくゆでんAbqaiq Oil Field サウジアラビアにある大油田。1941年に発見された。可採埋蔵量約120億バレル、年間産油量約2億バレル(1981)。世界最大のガワール油田の北側の延長上にあり、ガワール油田から積出し港ラス・タヌラへのパイプラインが通っているため、1977年アブカイク油田の火災の際には、世界の石油供給に混乱が起こった。[田中正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「アブカイク油田」の解説 アブカイク油田 サウジアラビア東部にある油田。同国最大級のガワール油田の北に隣接する。1941年発見。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by