イラン東部からヒンドゥー・クシ山脈以南までの地の歴史的名称。「太陽の昇る地」の意。言語のうえではペルシア語文化圏に属する地域である。イスラム期には、ネイシャーブール(ニーシャーブール)、ヘラート、マルブ、バルフを中心とする四つの地方に分かれていた。アラブの征服によって7世紀中ごろから住民のイスラム化が始まり、アッバース朝革命では運動の中心地となった。9世紀前半には最初のイラン系独立王朝であるターヒル朝が成立。以後、サーマーン朝、ガズナ朝、セルジューク朝の中心地となった。オアシス農業と牧畜が経済の中心で、交易の中継地としても繁栄した。イスラム世界と中央アジアとを結ぶ、地理的に重要な位置にあり、トルコ人、モンゴル人の西方移動の舞台となった。モンゴルの侵入と数回の大地震によって衰退した都市もあるが、ティームール朝期にはヘラートを中心に再興した。現在ではホラサーンとはイランの東部の州の名であり、州都はマシュハドである。
[清水宏祐]
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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