20世紀西洋人名事典 「アベルエルマン」の解説
アベル エルマン
Abel Hermant
1862 - 1950
フランスの劇作家,詩人,小説家。
別名ランスロ。
初めに自然主義小説ついで心理小説を発表後、題名「社会の歴史に役立つ為の記録」の一連の小説で風俗描写を行う。ランスロの筆名で著書「フランス語の擁護」(1937年)のなかで国語問題に発言。戦後、対独協力行為で終身刑を受けるが’48年釈放。’27〜45年アカデミー・フランセーズの会員である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報