アンゴラ種(読み)アンゴラしゅ(英語表記)Angora

翻訳|Angora

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンゴラ種」の意味・わかりやすい解説

アンゴラ種
アンゴラしゅ
Angora

偶蹄目ウシ科。アンゴラ地方原産のヤギの1品種。体の全体に長毛が生じて垂下し,特に頸や胴部の毛は非常に伸び地面に接する。現在では南アフリカ共和国,アメリカ,オーストラリアなどでも産する。体毛をモヘアと呼び,長くて純白,絹繊維のような強い光沢を帯びる。感触はなめらかで柔らかい。夏服地,婦人服地,高級ビロード地,オーバー地,毛布肩掛け,椅子張り用などに用いられる。

アンゴラ種
アンゴラしゅ
Angora

ウサギ目ウサギ科。カイウサギの1品種でフランス原産,イギリスで改良された毛用種。白色で 150mmもある絹糸様長毛を有し,服地やセーター用に適する。体重は 3kgぐらい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android