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毛布 もうふ

6件 の用語解説(毛布の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

毛布
もうふ

ふとんと並んで使われる代表的な寝具。紡毛糸で織った毛織物で,軽く,保温力,吸湿力に富んでいる。普通は経糸に綿糸,緯糸に紡毛糸を用いる。織り上げてから起毛し防虫加工などを施す。軽さと安価な点で,化繊糸を用いたもの,毛と混紡したものが多量に出ており綿毛布も織られている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

もう‐ふ【毛布】

寝具などに用いる、厚地で縮絨(しゅくじゅう)・起毛を施した毛織物。混紡糸化学繊維などを用いたものもある。ブランケットケット 冬》「いと古りし―なれども手離さず/たかし

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百科事典マイペディアの解説

毛布【もうふ】

ブランケットとも。紡毛織物の一種。寝具のほか膝掛等に使用。綿糸,純毛糸,絹糸,化学繊維糸等を平織・綾織としたのち,縮充,起毛して柔軟に仕上げる
→関連項目紡毛織物

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世界大百科事典 第2版の解説

もうふ【毛布】

防寒用の寝具として用いられる毛織物。本来太い紡毛糸を用いるが,現在では綿糸や化繊,混紡糸も使われる。英語ではブランケットblanketといい,14世紀にイギリス人トマス・ブランケットが初めて織り出したことに由来する,といわれるが確かではない。またフランス語のブランシェblanchet(白い毛織物)がイギリスでブランケットとなり,縮絨(しゆくじゆう),起毛を施した長い毛羽(けば)のある織物をいうようになった,との説もある。

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大辞林 第三版の解説

もうふ【毛布】

羊毛などで厚く織ったあと、起毛などの処理をした毛織物。ブランケット。ケット。 [季] 冬。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

毛布
もうふ
blanket

紡毛織物の一種で寝具の一つ。ブランケットともケットともいう。平織、綾織(あやおり)、緯二重織(よこにじゅうおり)、二重織などの織物に、フェルト(縮絨(しゅくじゅう))加工し、両面から起毛して毛足の長い毛羽をたてたものである。厚地で保温性に富み、軽く柔らかな肌ざわりをもつ織物である。
 大きさは普通のものは幅155センチメートル、長さ195センチメートル、大形のものは幅200センチメートル、長さ225センチメートル、重さは約1.8キログラムから4キログラムぐらいである。原料は上質のメリノ種、寒羊毛の粗剛なもの、ラクダの毛、綿、そしてレーヨン、アセテート、アクリル、ビニロンなどの化学繊維などが用いられる。経(たて)糸に綿糸、緯(よこ)糸に綿・毛の混紡糸を用いたものもある。経緯綿糸を使ったものは吸湿性、保温性に優れているので、皮膚の柔らかい乳児に適している。合成繊維の毛布は軽く、暖かいが、吸湿性、耐熱性に劣るから、乳幼児、老人が使用するときにはその性質を知り、注意して用いることが肝要である。羊毛、ラクダの毛を使ったものは防虫加工をし、保管には防虫剤を入れることが必要である。色、柄はもとラクダ色の地色に両端濃褐色の糸で横縞(よこじま)を織り込んだ線額毛布と、花柄ボーダーを織り込んだ花額毛布とがあった。近年は近代的感覚による総柄のもの、白無地、色無地のものが多くなっている。色はラクダ色、グレー、赤、ピンク、白などがある。ブランケット(毛布)は明治初年西洋文化とともに輸入された。寝具用として一般に日常生活に用いられるようになったのは、第二次世界大戦後である。
 毛布は寝具用のほかに、肩掛け、膝(ひざ)掛け、こたつ掛けなどにも用いられる。ほかに鞍下(くらした)などにも用いられる。[藤本やす]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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