20世紀西洋人名事典 「アンドレイウーピト」の解説
アンドレイ ウーピト
Andreí M. Upit
1877 - ?
ソ連の小説家,劇作家。
ラトヴィア出身。
作品数が多い精力的な作家で、文壇の重鎮である。戯曲に「一人と多勢」(1914年)、長編小説に「雷雨の前に」(’22年)などがある。特に前世紀末の祖国の農村生活を鋭く描いた「緑の大地」(’45年)、90年代のトラヴィアの労働運動を扱った「雲間の光」(’51年)は有名である。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報