デジタル大辞泉 「インキュベーター」の意味・読み・例文・類語 インキュベーター(incubator) 1 孵卵ふらん器。2 (未熟児のための)保育器。3 新規産業の企業を育成し、誘致するために、公機関などが、低コストで提供する施設。技術・経営関係のインキュベーションもあわせて提供する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「インキュベーター」の意味・読み・例文・類語 インキュベーター ( [英語] incubator )① 〘 名詞 〙 孵卵(ふらん)器。② 保育器。③ 起業支援者。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
知恵蔵 「インキュベーター」の解説 インキュベーター インキュベーターとは、生まれたばかりの乳児を育てる保育器の意。そこから転じて、独自の創造性に富んだ技術、経営ノウハウ等を持つベンチャー企業の旺盛な起業家意欲に着目し、経営アドバイス、資金調達へのアクセス提供、企業運営に必要なビジネス・技術サービスへの橋渡しを行う団体、組織を指す。さらにオフィススペースやコンピューター環境などの安価な提供、融通の利く賃貸契約も行う。インキュベーターの特徴は、単なるレンタルスペースの賃貸ではなく、ハードよりも、ソフトの部分の仕組みや支援体制がそろっている点。入居企業に対して、インキュベーション・マネジャーが配置され、専門的アドバイスや、ビジネスプラン達成に必要な各種専門家のコーディネートを行う。 (竹内文則 富士常葉大学教授 / 森岡英樹 金融ジャーナリスト パラゲイト・コンサルタンツシニア・リサーチ・アソシエイツ / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by
百科事典マイペディア 「インキュベーター」の意味・わかりやすい解説 インキュベーター 新しく生まれた企業を育成する機関を意味する語。incubatorの原義は〈孵卵・培養器〉。電話,コピー機のリースから法律,会計,マーケティングのコンサルティングに至るまで,創成期の企業が必要とする様々な援助を与える。米国では研究開発型企業向けに広く普及しているが,日本では川崎市に第三セクター方式で1989年に完成した〈かながわサイエンスパーク〉が初めて。通産省も新しいタイプの中小企業助成策として注目している。なお,新しい事業を育成するビジネスを指してインキュベーション・ビジネスという。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「インキュベーター」の意味・わかりやすい解説 インキュベーターいんきゅべーたーincubator 保育器ともよばれ、内部の温度(30~32℃)および湿度(60%)をつねにほぼ一定に維持できる未熟児保育用の特殊な温箱をいう。[編集部][参照項目] | 未熟児保育 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by