現代外国人名録2016 「ウォルターギルバート」の解説
ウォルター ギルバート
Walter Gilbert
- 職業・肩書
- 生化学者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1932年3月21日
- 出生地
- マサチューセッツ州ボストン
- 専門
- 遺伝子生物学
- 学歴
- ハーバード大学〔1954年〕卒
- 学位
- 博士号(ケンブリッジ大学)〔1957年〕
- 資格
- 米国芸術科学アカデミー会員〔1968年〕, 米国科学アカデミー会員〔1976年〕
- 受賞
- ノーベル化学賞〔1980年〕,ルイザ・グロス・ホロウィッツ賞〔1979年〕,ガードナー国際賞〔1979年〕,ラスカー賞〔1979年〕
- 経歴
- ケンブリッジ大学物理学教室に留学。1959年ハーバード大学物理学助教授となり、’64年生物物理学準教授、’68年教授。’72〜87年アメリカ癌協会分子生物学教授。’82〜84年生化学・分子生物学教授、’85〜86年生物学教授、’86〜87年H.H.ティムケン研究所化学教授を経て、’87年カール・M.ローブ大学教授。アラン・マクサムとともに、以前から知られていたサンガーの方法よりもDNAのヌクレオチド配列を効率的に決定できる“マクサム-ギルバートの方法”を見出し、DNAの解析に大きな貢献をした。この功績により’80年ノーベル化学賞を受賞。バイオジェン社など多数のバイオベンチャーの創業にもかかわる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報