ウラジロヨウラク
うらじろようらく / 裏白瓔珞
[学] Rhododendron multiflorum (Maxim.) Craven
Menziesia multiflora Maxim.
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
Sponserd by 
百科事典マイペディア
「ウラジロヨウラク」の意味・わかりやすい解説
ウラジロヨウラク
ツツジ科の落葉低木。北海道南部〜四国の山地にはえる。高さ1〜2m,よく分枝する。葉は互生し,倒卵形で縁に毛があり,下面はやや白色を帯びる。6〜7月,枝の先に数花を下向きにつける。花冠は筒状鐘形で長さ11〜14mm,淡紅紫色。萼片は5個で長短不定。近縁のツリガネツツジは本種に似ているが,萼片は小型で同長。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内のウラジロヨウラクの言及
【ツリガネツツジ】より
… ヨウラクツツジ属Menziesiaにはツリガネツツジのほか,北アメリカと東北アジア(日本が分布の中心)に約10種が知られ,いずれも低木で花が美しいため,ロックガーデンや庭園の花木とされるものが多い。ウラジロヨウラクM.multiflora Maxim.は本州の中部以北,北海道南部の山地に生え,花序には短いが明らかな中軸があり,花は紅紫色をおびる。この変種ムラサキツリガネツツジは箱根の山地にあり,花がやや大きく濃紅紫色で,しばしば栽培される。…
※「ウラジロヨウラク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 