20世紀西洋人名事典 「エドゥアルドマルキーナ」の解説
エドゥアルド マルキーナ
Eduardo Marquina
1879 - 1946
スペインの詩人,劇作家。
詩人としては「近代派」に属し、貴族的な詩風で衰退した祖国を憂える至情と魂を昇華させる恋愛感情をうたった。又劇作家としては雄渾な叙事詩に抒情性を加味し、民族の歴史と伝統をテーマにした詩劇を試みたほか、小説も書いた。主な作品に「フランドルに日は落ちたり」(1910年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報