20世紀西洋人名事典 の解説
エドガー・リー マスターズ
Edgar Lee Masters
1868.(1869.説もあり) - 1950
米国の詩人。
カンザス州生まれ。
弁護士の息子として生まれ、シカゴで弁護士を開業したが、独学でラテン語、ギリシャ語を学び、詩作を始める。1915年に中世部の架空の町を舞台に243名の死者たちがそれぞれに自分の過去を語るという設定で書かれた詩集「スプーン・リバー詞華集」を発表して一躍有名になり、S.アンダーソン、S.ルイスにも強い影響を与える。作品は他に「人間リンカン伝」(’31年)、自伝「スプーン・リバーを越えて」(’36年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報