20世紀西洋人名事典 「エドワードウェストン」の解説
エドワード ウェストン
Edward Weston
1886.3.24 - 1958.1.1
米国の写真家。
イリノイ州ハイランドパーク生まれ。
写真屋を経て、1923〜26年メキシコ滞在中、リベラやシケイロスらの画家達との交友によって、極限まで精密に写す作風を確立。’32年アダムズ,A.、ディク,F.らと「f・64グループ」を結成。’40年「カリフォルニアと西部地方」を刊行、’46年にはニューヨク近代博物館で大回顧展を開く。なお、’57年「裸の眼」は彼の自伝映画であり、ベネチア国際映画祭などで受賞。作品はほかに「ペッパー、第30番」(’30年)、「砂丘の女」(’36年)など。
エドワード ウェストン
Edward Weston
1850 - 1936
米国の発明家。
英国生まれ。
英国で生まれ医学を学んだ後、1870年アメリカに渡った。ニッケルめっきの会社に務め、めっき用電源としての発動機、アーク炉の改良を手がけた。1877年アーク灯照明灯を完成し、独立してウェストン発動機社、また1888年にはウェストン電気計器会社を設立し、可動コイル形指示計器、ダイナモーター、積算電力計などを製造。1892年、ウェストン標準電池として知られる、電流測定用に安定度の高いカドミウム電池を開発した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報