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エンベロープ(その他表記)envelope

翻訳|envelope

デジタル大辞泉 「エンベロープ」の意味・読み・例文・類語

エンベロープ(envelope)

封筒
包むもの。覆い。
ヘルペスウイルスインフルエンザウイルスヒト免疫不全ウイルス、B型・C型肝炎ウイルスなどの表面を覆う膜。
電子メールプロトコルの一つSMTPで用いられる制御情報。宛先や差出人アドレスなどの情報が記述される。この情報に基づいて、メールサーバーで動作するMTAにより適切なサーバーに転送される。
[補説]3は、宿主の細胞内で増殖したウイルスが、宿主細胞の細胞膜核膜をまとって外に飛び出すことによって形成される。表面にはスパイクとよばれる糖たんぱく質の突起があり、宿主細胞への侵入などに重要な役割を果たす。脂溶性のため、アルコール中性洗剤などで破壊することで感染性を失わせることができる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「エンベロープ」の意味・読み・例文・類語

エンベロープ

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] envelope ) 封筒。また、包み。
    1. [初出の実例]「墨汁、書簡紙、封筒(ヱンベロープ)の備付あるべし」(出典風俗画報‐二三九号(1901)談話室)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のエンベロープの言及

【ウイルス】より

…複雑な形のウイルス(T4ファージなど)では,ウイルス粒子を構成しているタンパク質の種類数も多くなっており,サブユニットの種類数も多くなっている。 ある種のウイルスでは,カプシドの外側にエンベロープenvelopeと呼ばれる膜様構造物をもっている。エンベロープは,タンパク質,脂肪,炭水化物などを含んでいる。…

※「エンベロープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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