おおい町(読み)おおい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「おおい町」の意味・わかりやすい解説

おおい〔町〕
おおい

福井県南西部に位置する町。丹波山地北斜面の山林地帯,および小浜湾の西に突出する大島半島の大部分と佐分利川流域一帯を占める。南で京都府,南東で滋賀県に接する。 2006年名田庄村,大飯町が合体。南部の名田庄は古くから京都と通じ,荘園が開かれた。林業が行なわれ,木材,クリ,マツタケ,シイタケを産する。海岸部の青戸入江では真珠養殖が盛ん。岡田に作家水上勉設立の若州一滴文庫がある。大島半島には長楽寺,清雲寺などの古刹,江戸時代の海防を担った国指定史跡の小浜藩台場跡である松ヶ瀬台場跡,鋸崎台場跡がある。また半島先端部には関西電力大飯原子力発電所がある。小浜湾沿岸部と半島の若狭湾沿岸部および半島北部は若狭湾国定公園に属する。 JR小浜線,国道 27号線が海岸部を通るほか,国道 162号線が南部山あいを走る。舞鶴若狭自動車道の大飯高浜インターチェンジがある。面積 212.19km2。人口 7910(2020)。

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日本歴史地名大系 「おおい町」の解説

おおい町
おおいちよう

2006年3月3日:遠敷郡名田庄町、大飯郡大飯町合併
【名田庄村】福井県:遠敷郡
【大飯町】福井県:大飯郡

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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