オートフォーカス(英語表記)autofocus; AF

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オートフォーカス」の意味・わかりやすい解説

オートフォーカス
autofocus; AF

カメラ本体に測距用センサを組み込み,シャッターボタンを半押しすることで自動的にピント(→焦点)合わせを行なう機構レンズを通してピントを検出する方法として,位相差検出方式コントラスト検出方式がある。ピント合わせはカメラ本体,またはレンズ内部に搭載されたモータでレンズを駆動させる。世界で初めて商品化された,オートフォーカス AF機構を搭載した AFカメラは,1977年に発売されたコニカC35AF,通称「ジャスピンコニカ」。一眼レフカメラでは,1981年にピント検出機能をもったペンタックスME-Fが発売,さらに 1985年に世界初の AFシステム一眼レフカメラ,ミノルタα-7000が発売され,一眼レフの本格的な AF化が始まった。

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