オーハ島(読み)おーはじま

日本歴史地名大系 「オーハ島」の解説

オーハ島
おーはじま

[現在地名]久米島町奥武おう

奥武おー(西奥武島)の東方約二〇〇メートルにある小島東奥武あがりおー島ともいう。明治期に謝名堂じやなどー村に所属した(仲里村誌)。面積〇・三七平方キロ、最高点八メートルの低島。二〇〇〇年(平成一二年)の戸数四・人口七(離島関係資料)。ほとんどが海岸砂丘からなり、北東部に小規模な海岸段丘がある。海岸は砂浜に囲まれ、南側・西側に板干瀬が分布する。島は久米堡礁内にあり、北方約三〇〇メートルには久米島から東の御願崎うがんざち(拝み崎)へ続く干瀬(礁原)が東西に延びている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「オーハ島」の解説

オーハ島

沖縄県島尻郡久米島町、久米島東沖の奥武島(おうじま)の東隣に位置する島。面積約0.37平方キロメートル。奥武島からは干潮時に徒歩で渡ることができる。かつては100名以上の住民がいたが、現在はほぼ無人。2007年に千葉県で発生した英国人女性殺害事件の逃亡犯が一時期潜伏していたことから有名になった。

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