デジタル大辞泉 「カッサラ」の意味・読み・例文・類語 カッサラ(Kassala) スーダン東部の都市。カッサラ州の州都。エリトリアとの国境近く、ガシュ川沿いに位置する。1840年、エジプト太守ムハンマド=アリーがエチオピアに対する軍事拠点として建設。ハルツームとポートスーダンを結ぶ交通の要地。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
改訂新版 世界大百科事典 「カッサラ」の意味・わかりやすい解説 カッサラKassalā スーダン共和国東部の同名県の県都。人口33万6000(2000)。エリトリア国境に近い。1840年ムハンマド・アリー配下のエジプト軍によって構築され,国際的市場としてにぎわった。現在も当時の移住者や多くの部族がいる。町はガシュ川の三角州に位置し,ラクダの放牧が行われる。1929年鉄道が敷かれ,ポート・スーダンとハルツームの中間駅となった。執筆者:塩尻 和子 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
百科事典マイペディア 「カッサラ」の意味・わかりやすい解説 カッサラ スーダン共和国北東部,エチオピア国境近くにある同名県の県都。商業の中心で,綿花の集散地。1834年ムハンマド・アリー配下のエジプト軍の基地として創設。29万8529人(2008)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報